2018.03.12 (Mon) news

マシュー・レスコ「仮想通貨は詐欺」

Written by 入江 哲矢

米国の作家であるマシュー・レスコは、米メディアCNETとのインタビューの中で仮想通貨は詐欺、ビットコインはギャンブルであると語った。失っても良いお金がないなら仮想通貨の購入は避けるべきだと主張している。

同氏は1990年代に「米国政府から補助金を貰う方法」に関する書籍を出版した人物で、全身クエスチョンマーク柄のスーツ姿が有名だ。現在、自身のウェブサイトやYouTubeチャンネル、ポッドキャストを運営している。オンラインチャットやライブ放送も行っており、多くの視聴者がブロックチェーンや仮想通貨に興味を持っているという。

2004年、同氏はニューヨーク州消費者保護委員会から批判を受けた。同氏の書籍やコマーシャルに誇張や誤解を生む表現が含まれていたためだ。同氏が紹介する補助金の多くは対象者が限られており、多くの読者は補助金を手にすることができなかった。

同氏は、今日の仮想通貨業界でも誇張表現を含む広告が存在することを指摘した。こういった誇大広告はだんだんと巧妙になるため、充分な知識を持たない人はその良し悪しを判断できない。その上、仮想通貨は米ドルのような価値の裏付けや十分な規制がなく、このような市場に資金に余裕がない人が参加するのは問題だと加えた。

2017年、仮想通貨投資の1つの手段として盛り上がったのがICOだ。宣伝内容と実態が伴ってないプロジェクトも多いと言われている。

仮想通貨の技術の難しさや、不透明な開発状況、また、誰もが参加できる市場ということもあり、誠実なプロジェクトと悪質なプロジェクトの区別が難しい。

各所で規制の動きが活発になっており、1月、Facebookは仮想通貨やICO、バイナリーオプションを「誤解を招く宣伝や詐欺的な宣伝と結びつけられることの多い金融商品および金融サービス」と位置付け、それらに関する広告を禁止した。2月には、米証券取引委員会(SEC)のジェイ・クレイトン委員長が「すべてのICOは証券に該当する」との見解を示している。


米SEC委員長 すべてのICOは証券に該当すると発言
cointelegraph
CNET
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