2018.09.19 (Wed) news

ロシア国営企業「Rostec」が行政におけるブロックチェーンプラットフォーム「Vostok」の導入開始を発表

ロシアの国営企業のRostec社とブロックチェーンプロジェクト「Vostok」は、東方経済フォーラムにて、「ロシア連邦デジタル経済」プログラムのプロジェクトにおける協力・実施用のプロジェクトオフィスの構築を含む協業の合意書に調印した。Vesti Finance誌によると、両社はこのプロジェクトオフィスに200万米ドルを投じるとのことだ。

この協業において両社は、デジタル経済のインフラにブロックチェーン技術を導入し、スマートシティ・ソリューションを開発する予定だ。当面の目標は、政府機関、地方自治体機関および市民の間に流れるデータの収集、保管および交換用に「Vostok」プラットフォームを導入することだという。

「我々は、加えて、この政府プログラムで示されている全てのエンドツーエンド技術での共同スキルの発展を計画しています」とRostec社は声明で述べている。

「ロシア連邦デジタル経済」プログラムの枠組みの中で、Rostec社は技術面での準備を担当します。我々の仕事は有望なプロジェクトと技術分野で突出したリーダーを探すことです。というのも、そのような最前線のプロジェクトやリーダー的存在と連携することにより、デジタルシステムの発展における新たな可能性や機会が生まれるからです」

Rostec社のセルゲイ・チェメゾイCEOはさらに、「また、将来的には民間および公共セクターの顧客の複雑なITプロジェクトに「Vostok」プラットフォームを統合できるでしょう」と述べている。

両社は「デジタルエンタープライズ」モデルの実現のための技術基盤の構築も計画している。新技術は、データ使用、生産サイクル、そして取引先との関係にも将来関与し、「Vostok」プラットフォームはRostec社の統計データの収集、処理および保管を行う。

「Vostok」プロジェクトの創設者アレクサンドル・イヴァノヴ氏によると、「Vostok」のベースとなっているのは、1秒間に1,000件までの取引処理ができる高速なパブリックブロックチェーン「Waves」の技術基盤とリソースであり、「Vostok」プラットフォームの使用により、既存のオープン・ブロックチェーン・システムの帯域幅を数十倍に増やすことができる。

Rostec社は、民間および軍事目的のハイテク製品の開発、生産および輸出の促進を目的に2007年に設立され、約700の組織から構成されている。

一方、「Vostok」はスケーラブルなデジタルインフラのための万有なブロックチェーン・ソリューションであり、データ認証、登録および追跡のためのデータベース構築を基本機能としている。


bitsmedia


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