2017.11.08 (Wed) news

Segwit2Xハードフォーク、ハードウェアウォレットのTrezorとLedgerが対応

Written by 真田雅幸

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Segwit2Xハードフォークが来週に迫っている。ハードフォークはビットコインの494784個目のブロックで発生し、10月16日が予定日となっている。ビットコインのハードウェアウォレットを提供するSatoshi Labs(サトシ・ラブズ)とLedger(レジャー)は、それぞれハードフォークに向けた対応を発表した。

最も人気のあるビットコインのハードウェアウォレットの一つ “TREZOR(トレザー)” を提供するサトシ・ラブズは、今回のハードフォークによってブロックチェーンが分岐した場合、両方のチェーンをトレザーで扱うとした。一方、今回のハードフォークにはリプレイプロテクションが実装されておらず、BTCとB2Xの両方を安全に分離させるためには、同社が提供する手順に従う必要がある。

サトシ・ラブズは、今回の分岐に関してユーザーに以下のうような注意を促している。

「今回のハードフォークは、ビットコインキャッシュ(BCH)が分岐した時とは異なる。Segwit2Xのハードフォークにはリプレイプロテクションが実装されておらず、ビットコインと同じフォーマットのアドレスを使用している。このことからBCHの時と比べて、分離させることが難しくなっている。分離させるための手順の詳細は後日発表するため、ユーザーはその手順に従ってほしい」

フランスを拠点とするLedger(レジャー)は、Ledger Blue(レジャー・ブルー)やLedger Nano(レジャー・ナノ)などのハードウェアウォレットを提供している。トレザー同様にSegwit2Xのハードフォークの分岐に対応するとした。同社はブログで、ハードフォークによって分岐が起きた場合、両方のチェーンを同社のウォレットで扱うことを発表した。

今回のハードフォークは、New York Agreement(ニューヨーク合意)と呼ばれる合意声明が元となっており、“Segwit” と ”2X ハードフォーク” の2つのパートに分かれていた。後半部分の2Xハードフォークでは、分岐することは予定されていなかった。しかしコミュニティ内の対立から、ブロックチェーンの分岐は避けられないだろうとLedgerはみているようだ。

Ledgerは、分岐が発生する16日のビットコインの送金は控えるようユーザーに呼びかけている。同社はコインを分離させるための手段として複数のオプションを用意している。オプションは主に2つあり、自動で分離させる方法とマニュアルで分離させる方法がある。マニュアルで分離させる方法は、ブロックチェーンやウォレットの仕様に詳しい上級者ユーザー向けであるとしている。分岐が起きた場合、既存のレガシーチェーンを “1X” と呼び、今回のハードフォークで生まれるチェーンを “2X” と呼称する計画があることも公表した。

一方、他のハードウェアウォレットを提供するKeepKey(キープキー)やDigital Bitbox(デジタル・ビットボックス)などは、ハードフォークに関しての計画は未発表だ。


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