2018.09.10 (Mon) news

SEC、ビットコインとイーサリアムのETPに対し取引停止命令

Written by 真田雅幸

米証券取引委員会(SEC)はXBT Provider ABに対し、同社が提供するビットコインとイーサリアムの上場取引型金融商品(ETP)の一時的な取引停止を命じた。ETPの商品説明が不透明で市場参加者を混乱させているとSECは説明している。

XBT Provider ABは、ビットコインに紐付いたBitcoin Tracker Oneとイーサリアムに紐付いたEther Tracker OneをETPとして提供している。ETPは上場投資信託(ETF)や上場投資証券(ETN)などを総称している。 同社は顧客が購入するETPの枚数に応じて現物を購入し保管している。

SECは投資家保護のため9月9日から9月20日までの間、XBT Provider ABが提供するETPの取引を停止するとした。また、XBT Provider ABが発行するETPが、ETFに該当するのか、またはETNに該当するのか、正しい情報を投資家に提供するよう求めている。

ETFは、発行元が投資家から集めた資金と同額の裏付け資産を保有する必要がある金融商品だ。ETNはETFとは異なり提供者の信用を元に発行される債券であるため、必ずしも裏付けとなる資産を保有する必要がない。

今回の一時的な取引停止命令には、1934年証券取引所法が適用されるとSECは説明している。取引停止期間中は、ブローカー以外の顧客が保有するポジションの決済のみ認めるとしている。

XBT Provider ABは今後、SECや投資家に対してETPの詳細な説明を行う必要がありそうだ。一方、同社の公式サイトでは、ETPは米国の1934年証券取引所法に基づいて発行されていないことを通知している。また、米国向けに現物の送付ができない可能性があるとしている。

XBT Provider ABのETPは、スウェーデンの金融庁によって取引が認められており、ストックホルムの証券取引所Nasdaqに上場している。


SEC


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