2019.01.15 (Tue) market

週間ビットコイン相場 2019/1/15 ビットコインの価格は再び40万円を割り込む

Written by 真田雅幸

相場

ビットコインの価格は、先週の43.2万円から7.9%下落し39.8万円で推移しています。それでは今週のビットコイン相場を振り返ります。

高値を維持できずビットコインは30万円台へ

ビットコインは先週、三角保ち合いを上方ブレイクし価格が一時44万円まで回復するものの、その後の買いが続かず再び下落しました。今週の下落により高値のトレンドラインが明確に形成されており、今後の上値の重しとなるレジスタンスとなりそうです。

現在の価格39.8万円は、30MA(黄線)、60MA(緑線)、200MA(赤線)のすべての移動平均線の下に位置しており、相場が完全な弱気であることを示しています。

これから上昇したとしてもトレンドライン付近で売られる可能性が高いため、上昇幅は非常に小さいと考えられます。今後は徐々に高値を切り下げ最安値の36万円付近を試しにいく値動きになる展開が予想されます。安値付近まで下落した際は、買いオーダーの変化によるサポートの強さに注目したいところです。

市場の底や天井を見極めることは非常に困難

ビットコインが最高値の240万円を記録したのは2017年の12月で、その後の弱気相場で価格は約80%下落しました。トレーダーとしては底を見極め、安値で買い高値で売りたい考えます。しかし相場は依然として下落トレンドであるため、底を見極めることは非常に難しいミッションと言えます。

市場には買いが買いを呼ぶ上昇トレンドと、売りが売りを呼ぶ下落トレンドが存在します。トレードはトレンドを読み流れにしたがって売買することが基本であり、底で買おうとするトレードは逆張りとなります。

逆張りはトレンドの発生地点を予想するトレードであるため、トレンドに沿った押し目買いや戻り売りより難易度が高いトレードとなります。また、底であったことがわかるのはトレンド転換した時であるため、トレンド転換を確かめるのに多少の時間の経過が必要となります。

間近の最安値は35万円ですが、この価格が下落相場の底値となるかは現状わかりません。底値である可能性を高めるのがトレンド転換のサインです。現在、高値を徐々に切り下げている状態であるため、トレンドが転換した様子はありません。トレンドの転換には少なくとも11月に記録した50万円を超える必要があります。

2018年の相場を振り返ると、一年を通じて重要な高値を超えることは一度もありませんでした。そして最終的にその時点での最安値であった65万円を割り込みさらに下落しました。

高値を切り下げ続ける下落トレンドの相場は株式市場でも見られます。

2007年〜2009年のS&P500でも現在のビットコインの相場と同じようにデッドキャット・バウンスを繰り返しながら底値を掘っています。

この時は2009年3月の最安値が下落相場の底値となりました。底値の可能性が高まったのは、レジスタンスを上方ブレイクした2009年8月です。さらにレジスタンスがサポートとして機能していることを確認できる2010年6月に下落トレンドが上昇トレンドに転換していることがより鮮明にわかります。

2010年6月の底値から2019年現在までS&P500は約160%上昇しています。必ずしも2009年3月の大底となる価格帯を見極める必要はなく、トレンド転換してから買いでエントリーしても十分に利益を上げることができたことを示しています。

とは言え、トレーダーとしては少しでも安く買って高く売りたいと考えるのが普通です。底値を狙った買いのエントリーはトレンドの逆張りとなりリスクが高くなるため、通常より低いレバレッジに設定したり、週足レベルでのオシレーターの売られすぎシグナルやダイバージェンスなどを活用したエントリー方法で損失リスクを軽減する必要があります。


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