2019.01.30 (Wed) market

BitTorrentのトークンセールに合わせ、BNBがパンプ&ダンプされる

Written by 真田雅幸

暗号通貨取引所大手Binanceが行ったBitTorrent(BTT)のICOに合わせて、Binance Coin(BNB)がパンプ&ダンプ(価格の釣り上げと売り浴びせ)が行われた。BTTのICOは1月28日にBinanceのプラットフォーム上で行われ、ユーザーはBNBかTRON(TRX)を使い購入することができた。

BTTのICOは開始から15分程で完売したが、ウェブサイトへのアクセスが集中したことでICOに参加できなかったユーザーもいた。Binanceによると、962ユーザーが720万ドル分のBTTを購入した。

BNBはBTTのICOへの期待感から価格が上昇していた。昨年の12月時点の価格と比較して約60%上昇していた。

Binance BNB/BTC 日足チャート

ここ2ヶ月ほど上昇していたBNBだが、ICO終了直後に売られ約14%価格が下落している。

Binace BNB/BTC 日足チャート

現在BNBの価格はすべての移動平均線の上で推移しているため、短期的には上昇トレンドにある。しかし、ICO直後であるため、まだ売り圧力が残っている可能性が高い。買いを入れる場合は、緑のサポート帯まで価格が落ちてきた押し目を狙う方が安全だろう。

BinanceのCZ(Changpeng Zhao)CEOは、1月21〜22日にシンガポールで行われたBincance Conferenceで独自のブロックチェーンを数週間以内にローンチすることを発表した。これによりBNBをイーサリアムのブロックチェーンから独自のブロックチェーンへ移行する。

CZ CEOによればBinanceのブロックチェーンのブロックは一秒ごとに生成されるが、ブロックチェーンが分岐することはない仕様だと説明した。一度に生成されるブロックは必ず一つで、スマートコントラクトも使用しないとのことだ。

CZ CEOの説明から推測すると、BinanceのブロックチェーンはPoWによってブロックが生成されるビットコインのブロックチェーンとは全く別の構造を持ったチェーンであるようだ。

今回のBTTのICOは販売開始直後に即完売となったが、終了直後にTRONのJustin Sun氏が興味深いツイートを行っている。

Sun氏はBinanceのウェブサイトへアクセスできなかったことでICOに参加できなかったユーザーに対し、BTTを「タダ」で配ろうといった内容の発言を行っている。ICO時にBTTは0.00012ドルで販売され、最低10万BTTから購入することができた。

Sun氏は翌日、ICOへ参加できなかったユーザーへ5000BTTをエアードロップしたことを報告している。

ここ疑問となるのが、なぜSun氏はBTTを追加販売せずタダで配布したのかという点だ。お金を出して買ったユーザーの立場からは、このような行為は望ましくないだろう。

アクセスできなかったユーザーが発生した問題についてCZ CEOは、ウェブサイトの技術的な問題だったと報告している。

Coindesk


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