2018.07.10 (Tue) news

あなたは仮想通貨トレード中毒者?

Written by 真田雅幸

Mark Griffiths教授は、イギリスのノッティンガム・トレント大学で行動嗜癖という人間の中毒状態を研究しています。同教授によると、仮想通貨のデイトレードを行う人は、ギャンブル依存症に似た症状を引き起こしやすいとのことです。仮想通貨のトレードディング中毒者にみられる傾向として、筋肉の緊張や不安を感じやすく、常に価格を調べ、他の作業をしている時間もトレードのことを考えているなどのことが挙げられています。

人が仮想通貨のトレーディング中毒に陥る理由には、市場が24時間開いていることや、スマートフォンを使い常に価格を調べることができるなどのことが大きな要因としてあります。また、価格の上下が大きいため、日常では感じられない興奮を感じやすいといった点も関係しているようです。

Griffiths教授は、すべての仮想通貨のデイトレーダーが中毒状態に陥っているわけではないと話します。しかしトレードに向き合うモチベーションが情熱からくるものなのか、中毒状態に陥っているからなのかを判断することは難しいとも述べています。

トレーディング中毒者なのかどうかを判断するためにGriffiths教授は、複数の質問を用意しています。すべてまたは大半の質問に該当する人は、中毒に陥っている可能性があります。

1.自身のすべての時間とお金をトレードに費やしている。
2.トレードによる金銭トラブルを招いた経験がある。
3.損失を取り返そうとさらに大きな金額を使う。
4.家族や友人にお金を借りる、または盗んだお金でトレードをしたことがある。
5.近々大きな利益を得られると信じている。
6.所有物を売却したお金でトレードをしたことがある。
7.家族や友人に損失額を偽ったことがある。
8.鬱や絶望などの強い負の感情に切り替わることがある。
9.常に次の投資先を探している。
10.トレードをしていない時間が落ち着かない。
11.自身が抱えているトレードの問題を直視できない。
12.何度もトレードを中断、またはやめようと思ったことがある。

スコットランドにあるCastle Craig病院では、仮想通貨のトレード中毒者にリハビリ治療を提供しています。

同病院では以下のような認知行動療法を用います。

1.トレードには中毒性があることを認識させる。
2.どのような結末が待っているのかを認知させる。
3.トレードに何を求めているのかを特定させる。
4.自尊心を構築させる。
5.積極性と衝動性を自制できるようにさせる。
6.借金に関係する金融について学ばせる。

仮想通貨はボラティリティが高くハイリスク・ハイリターンであるため、多くのトレーダーを夢中にさせてきました。もしもあなたが価格を常に気にして生活をしているのであれば、仮想通貨トレードの中毒者予備軍かもしれません。


Castle Craig


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