2019.05.27 (Mon) market

BTC週末に再び急騰:先物ネットポジションはネットロングに転換目前

Written by 長谷川友哉

BTC相場は保ち合いを上方ブレイク:アルトコインは対BTCで下落

先週のBTC対ドル相場は、土曜日まで概ね横ばいとなり8000ドル周辺での攻防を繰り広げた。しかし、相場は26日におよそ8%上昇し、本日は8846.91ドルの高値を付け年初来高値を更新している(coinmarketcap調べ)。対円では一時、97.8万円の高値を付け、相場は一年前の水準まで回復している。相場は足元、12日、17日安値(6815.77ドル、7038.12ドル)と14日高値(8268.71ドル)を起点とする上昇チャネル上辺の8770ドル付近で推移しており、同チャネルを上方ブレイクできるか否かがこの先の注目材料となるだろう(第1図)。

その他、主要アルトコインの対ドル相場も26日はBTCに連れ高となるも、週次では高安まちまちとなった(第2図)。対BTCでは、LTCやBNBなどの一部の銘柄を除き概ねBTC高に振れており、先週はアルトコインからBTCに資金が流れた格好だ(第3図)。

米時間24日発表のCOTレポートによると、ファンド勢のネットポジション は先週の-166から-144とネットショートが小幅収縮し、およそ半年ぶりにネットロングに反転目前となっている。建玉残高に対するネットポジションの割合を指数化したCOTインデックスでも、先週比で小幅上昇の74.74%となっており、引き続き相対的に強気筋優勢を示唆している(第4図)。

【第1図:BTC対ドルチャート】


出所:coinmarketcapより作成

【第2図:主要暗号資産銘柄対ドル週次騰落率(5月20日〜5月26日)】


出所:coinmarketcapより作成

【第3図:主要アルトコイン対BTC週次騰落率(5月20日〜5月26日)】


出所:investing.comより作成

【第4図:米先物ファンド勢ネットポジション(緑棒グラフ、右目盛) 、COTインデックス(ピンク線グラフ、左目盛)チャート(週次)】


出所:CFTCより作成

テクニカル分析

BTCの対ドル相場は、7日と30日の移動平均線が90日移動平均線でゴールデンクロスを維持。また、これら3本の移動平均は200日線でもゴールデンクロスを維持し強気相場を示唆している。ボリンジャーバンドでは、22日に相場が1σを割り込み上昇バンドウォークを終えたが、その後センターラインまで押さず反発し、26日には再び1σを上方ブレイクした。引き続き、バンド上辺が折り返してくるまで相場は上昇しやすいと言えよう。一目均衡表では、先週に引き続き強い買いシグナルとなる三役好転を維持している。

【第5図:BTC対ドルチャート(日足)】


出所:coinmarketcapより作成

BTC対ドルの週足では、7週移動平均線が30週移動平均線でゴールデンクロスを維持、足元90週線上抜けも射程圏内に入っている。ボリンジャーバンドでは、上昇バンドウォークを維持しており、バンド上辺が収縮し始めるまで相場は上昇しやすいと言えよう。一目均衡表では、均衡表と遅行スパンが好転を維持しており、2つの早期買いシグナルが点灯しているが、相場は抵抗帯(雲)の中に入っており、揉み合いとなりやすいと指摘される。

【第6図:BTC対ドルチャート(週足)】


出所:coinmarketcapより作成


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