2018.03.23 (Fri) news

米ワシントン州、電力供給量の懸念からマイナー受け入れ拒否

Written by 真田雅幸

仮想通貨の価格の高騰とともにマイニング需要が増え、昨年から安価な電力を求めて多くのマイナーがワシントン州に押し寄せてきている。一方、地元住民への電力供給不足を懸念する一部の地域で、マイナーの受け入れを拒否する動きがでてきた。

ワシントン州シェラン郡では豊富な水資源を活用した水力発電が盛んに行われており、安価な電力供給が可能な地域だ。すでに多くのマイナーがシェラン郡で事業を展開している。

パブリック・ユーティリティー・ディストリクト(PDU)は、シェラン郡の電力供給システムを管理する公共機関だ。PDUの責任者スティーブ・ライト氏によると、マイナーが大量の電力を使用することで、すでに同郡への電力供給システムの一部に影響を及ぼしているという。

シェラン郡では、マイナーの増加による電力不足を懸念する声があがっている。電力不足になれば電気料金を引き上げることになり、住民の家計にとって打撃となる可能性が出てきた。PDUは、すでに新規のマイナーの受け入れを一時停止することを発表した。

大量の電力を消費する一方、マイナーの受け入れはその地域の経済の活性化に繋がる可能性も秘めている。シェラン郡では5月14日、マイナーへの電力供給に関する公聴会が開かれる予定となっており、今後の方針が話し合われるようだ。

今年の初めから価格を大きく下げている仮想通貨市場だが、マイニング需要は衰えていないようだ。ビットコインのブロックをマイニングするためにマイナーが行う計算量は、年初と比べて約2倍に増加している。


Coindesk


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