2019.07.12 (Fri) news

GeminiのTyler CEO「2年以内にFANGが独自の暗号通貨を作る」

Written by 真田雅幸

米暗号通貨取引所GeminiのTyler Winklevoss CEOはCNBCのインタビューに答え、「FANG」が独自の暗号通貨を作ると予想した。Facebookが最近ホワイトペーパーを公表した「Libra」について聞かれた際にTylar CEOが語った。

FANGは、大手ITプラットフォーマーのFacebook、Amazon、Netflix、Googleの頭文字を取った略称だ。

Tyler CEOは「私達は、すべてのFANG企業が独自の暗号通貨プロジェクトを2年以内に始めると予想している」と話す。GeminiでLibraを扱うかは現在のところ未定であるとしたが、Libraの存在は暗号通貨業界にとってポジティブな影響があると見ている。

ドルにペッグして発行されるGemini Dollar(GUSD)にとって競合になるのではと問われたTylar CEOは、Libraが複数の資産を担保に発行されることからGUSDと完全に競合するとは考えていないと答えた。ビットコインとLibraの取引ペアやGUSDとLibraの取引ペアには興味があることを明かしている。

FacebookのLibraはホワイトペーパーが公表されてはいるものの、プロトコルの開発段階でネットワークのローンチまでは長い開発期間を要するとみられている。一方、すでに政府関係者などからの批評が相次いでいる。

Tyler CEOは暗号通貨取引所を運営するにあたり、当局との対話を長年行ってきた。その中で、規制当局への教育も必要であると感じている。

「間違った規制はイノベーションを阻害するが、正しい規制はイノベーションベーションを開花させる」

連邦準備制度理事会(FRB)のJerome Powell 議長も今週、公の場でLibraに対して懸念を抱いていることを表明している。プライバシー、消費者保護、金融の安定などの面で不安があるとの見解を示した。

政府関係者や金融関係者から厳しい監視の目にさらされているLibraだが、AmazonやGooleはすでにいくつかのブロックチェーンのプロジェクトに参加しており、独自の暗号通貨を発行するのは時間の問題と見られている。ITの技術の発展により情報のやり取りが民主化されたように、ブロックチェーン技術の発展は価値のやり取りの民営化を促進させる可能性がある。


CNBC


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