2017.10.20 (Fri) news

カザフスタン、法定通貨に紐付いたデジタル通貨発行へ

Written by 真田雅幸

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カザフスタンのアスタナ国際金融センター(AIFC)は、金融投資サービスを提供するExanteとパートナーシップを締結し、独自のデジタル通貨の発行に乗り出した。AIFCはカザフスタンのアスタナを中心とした経済特区で、国際的な金融のハブ都市化計画を進めている。

AIFCは金融サービスの強化の一環として、仮想通貨に使われている技術を応用し、独自に発展させたい考えがあるようだ。世界中の国々で、徐々に浸透しつつある仮想通貨の技術分野で、先を越されまいと意気込んでいる様子が伺える。

AIFCの長官を務めるカイラット・ケリべトフ氏は、仮想通貨やブロックチェーンの将来的な可能性について以下のように声明を発表している。

「仮想通貨やブロックチェーンは、現実の経済に浸透しつつあります。AIFCではすでに、ブロックチェーンに対する研究が進んでおり、ブロックチェーンは我々のフィンテック・プロジェクトにおける重要な位置付けとなっています。プロジェクトの最大の目標は、ブロックチェーン技術を使ったデジタル資産市場を形成し、AIFCが国際的な金融のハブになることです。」

一方、カザフスタンの隣国ロシアでは、ルーブルに紐付いたデジタル通貨の発行の議論が進んでいる。ロシアのプーチン大統領は最近、政府高官を集め会合を開き、デジタル通貨に関する議論を行ったようだ。

ロシアの高官で広報を担当するニコライ・ニキフォロフ氏は、会合後メディアに対して「政府はルーブルを基礎とする仮想通貨の発行を前向きに検討している」とコメントを残している。また、ロシア政府が独自のデジタル通貨を発行する理由として、同氏は「我々がデジタル通貨を発行しなくとも、近隣諸国が2ヶ月後には同様のデジタル通貨を発行だろう」としていた。

ロシア政府は、中国で全面的に禁止になったICOを使った違法な資金集めを特に懸念しているようだ。ICOを行う企業やプロジェクトの実態把握が困難であり、投資家に不利な条件である場合が多いためだという。同時に、仮想通貨に対する規制の協議に加え、マネーロンダリングなどの犯罪を監視する組織の設立の構想もあるようだ。


参照元
Finance Magnate
Cryptocoins News


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