2017.11.02 (Thu) news

ビットコインキャッシュ、さらなるハードフォークを13日に決行

Written by 真田雅幸

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ビットコイン・キャッシュ(BCC)は、8月に続いて次なるハードフォークの計画を正式に発表した。難易度調整アルゴリズムに問題があることが発覚したため、アルゴリズムの変更を行う計画だ。

今回のハードフォークは、ブロックチェーン時間をフラグに行われる。「1510600000」のタイムスタンプが押されるブロックから新たなルールが適用され、日本時間で11月13日(月)午後11頃となっている。

今回のハードフォークの目的は、マイニングの難易度を管理するアルゴリズムの修正で「D601」と呼ばれるアルゴリズムがビットコインキャッシュに追加される見込みだ。ビットコインキャッシュはビットコインからハードフォークをする際に、マイナーのハッシュレートが十分に集まらなかった場合に備え、「Emergency Difficulty Adjustment(EDA)」と呼ばれる難易度調整アルゴリズムを採用していた。一定のハッシュレートが集まれば、ビットコインのようにマイニング難易度が上昇する仕組みになっていた。

当初導入されていたEDAの目的は、最低限のハッシュレートを確保するためのものであった。難易度が下がればマイナーがビットコインキャッシュのマイニングを開始するからだ。しかし、実際に何が起きたかというと、マイナーは難易度が下がればビットコインキャッシュのマイニングを行うが、難易度が上がるとマイニングを停止するという事象であった。そのためブロックの発見間隔が安定せず、一時的に多くのブロックが採掘されたり、長い間ブロックが採掘されない時間があるなどのネットワークの安定性を欠いていた。

ビットコインキャッシュのプロトコルを管理する「The Bitcoin ABC」は、難易度調整アルゴリズムを研究し、Amaury Séchet氏が考案した「D601」を採用されるようだ。同プロジェクトは、ハードフォークに伴うウォレットなどのソフトウェアのアップデートが必要になるため、マイナーや取引所などの周辺関係者とコミュニケーションを取っていると述べている。

今回のハードフォークでビットコイン・キャッシュのデベロッパーチームは、マイニングの難易度調整アルゴリズムに修正を加え、ネットワークを安定させたいと考えているようだ。今はハードフォーク後のビットコインキャッシュのネットワークが安定するのかを静観したい。


Bitcoin ABC


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