2016.03.09 (Wed) news

ASX、半減期影響懸念から豪マイニングファームの「Bitcoin Group」の上場を取り下げ

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オーストラリア・メルボルンに本拠を置くマイニング企業「Bitcoin Group」は、今年7月に迫るビットコインの半減期による不確実性から、2月2日に予定されていたオーストラリア証券取引所(ASX)へのIPOを取り下げたことを明らかにした。

半減期とは、ビットコインのブロックチェーンを検証し、トランザクションの認証作業を担うマイナーがブロックを発見した際、プロトコルによって発行されるビットコインが半減するタイミングのこと。およそ4年周期ごとに半減するスケジュールが予め組み込まれており、初回は2012年11月28日に訪れ50BTCから25BTCへ、2度目となる今回は、2016年6月22日頃を目処に12.5BTCへと半減する見込みだ。

これに伴い、同グループは公募で得た590万豪ドルを返却する。声明の中でグループは、オファーの撤退理由について「ASXの上場要件ではない運転資本計画の入手を要求されたため」とコメントしている。

「運転資本計画の立案には、7月に訪れる半減期によるビットコインの価格変動も考慮しなければならない。」グラント・ソントン会計事務所はそうコメントした。「前回の半減期では、ほんの6ヶ月で1032%($12.16->$125.58)高騰した。豪証券投資委員会は残念ながら、半減期による価格上昇を認めなかった。」

同社はこれまで、事業を何度もピボットしながらビットコイン企業としての初上場を目指している。同社によれば、2015年はマイニング事業で黒字。また2016年はさらに増収する見込みとのことで、ASXへの上場は諦めていない。半減期を過ぎた2ヶ月後、9月頃を目処に改めて目論見書を作成し、IPOに臨む狙いだ。



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