2017.11.01 (Wed) news

仮想通貨関連の求人が急上昇

Written by 真田雅幸

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ビットコインの価格上昇や仮想通貨に対する認知度の広まりとともに、仮想通貨に関する仕事が増えている。米メディアのCNBCの報告によると、仮想通貨に関連する求人は、第2四半期から第3四半期にかけ82%増加しているという。仮想通貨の代表格ビットコインは、現在最高値圏の68万円ほどで推移しており、業界の盛り上げ役になっていることは間違いない。

フリーランスで仕事を請け負う人々と企業をマッチングさせるプラットフォームを提供する企業「freelancers」のマット・バリーCEOは「多くのフリーランサーが仮想通貨関連企業からの仕事を請け負っている」としている。freelancersは世界で2000万人以上のフリーランサーが登録している。

現在、仮想通貨業界でもっとも求められているスキルは、新たな仮想通貨をプログラミングし管理するスキルだという。多くの企業は、最近話題のICO(イニシアル・コイン・オファリング)を利用し、資金集めをしたいと考えているためだという。一方、ICOはプログラミング経験が浅いプログラマーでも作成することは可能で、詐欺まがいのICOも多く存在する。

ICO発行に関するスキル以外だと、ブロックチェーンを使って、安全にデータを管理するシステムを構築できるエンジニアへの需要が高い。ブロックチェーンは新たなデータ構造を扱える技術として注目されており、銀行をはじめとした金融機関からインターネット系のテクノロジー分野の企業まで、様々な企業からその活用性を期待されている。

また、freelancersによると、暗号化技術を専門とするエンジニアや数学者などへの需要も増えているようだ。暗号化技術者向けの求人は、第2四半期比で59%アップしている。

中国では、ICOの完全禁止や取引所閉鎖などを受け、そこで働いている人々に大きな影響を及ぼしている。取引所が閉鎖されたことにより、そこで働いていたエンジニアやカスタマーサポートを担当していた従業員は職を失っている。一部のエンジニアは、中国の規制の範囲外の香港や韓国、または日本に仕事を求めているという。

日本では世界に先駆け法整備が進み、仮想通貨を活用するための土台が徐々に構築されようとしている。今後もこの盛り上がりが続けば、新たな産業となり雇用を生み出し続けることとなるだろう。


CNBC


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