2018.02.23 (Fri) news

ウェスタン・ユニオン、XRPの利用を検討

Written by 入江 哲矢

国際送金サービス大手ウェスタン・ユニオンが、リップルが提供するシステムxRapidを試験運用していることが分かった。

Yahoo Financeによると、同社のCTO Sheri Rhodes氏は、リップルとの取り組みについて以下のように語っている。

私たちは、ビジネスのためにブロックチェーンアプリケーションの可能性を探求しており、特定の道でRippleを使用したいくつかの決済テストを進めています。 ブロックチェーン全体については、トランザクション処理や決済、運転資本の最適化、規制技術、デジタルアイデンティティなどの分野を検討しています。 私たちはすでに強力なプラットフォームとシステムを持っていますが、ブロックチェーンなどの技術が潜在的なコスト削減を実現し、顧客体験を改善できるかどうかを引き続き調査および、テストします。

リップル社が提供する製品にはxCurrent、xRapid、xViaの3つがある。xCurrentは、銀行間の国際送金や決済の高速化、送金プロセスの可視化を可能にする。リアルタイムなメッセージング機能を持ち、例えば、取引前に決済内容を確認したり、決済後の着金確認に利用される。世界中の多くの銀行が採用や試験運用を発表しており、今月もサウジアラビアやインド、ブラジルの銀行が試験運用の発表を行った。

xRapidはXRPを利用した唯一の製品だ。XRPを利用することで、例えば、日本円をXRPに変換し送金、送金先でXRPを地元通貨に変換する、といったことを低コストで行うことができる(ブリッジ通貨と表現される)。xRapidを利用することで、あらゆる価値の変換を低コストで高速に実行することが可能になるという。これまで、ウェスタン・ユニオン、マネーグラム、Mercury FX、IDT、Cuallixの5社が、xRapidの採用または試験することを発表している。

XRPについては、その流動性が課題だろう。xRapidの採用数はまだまだ少なく、XRPの価値は投機の影響を大きく受ける。また、XRPの価値に裏付けがあるのか、XRPをブリッジ通貨とする必然性があるのかといった、XRPを疑問視する声もある。

それでも、昨年12月8日にリップル社が、自社が保有する550億XRPをロックアップしたことで、投資家の不安が低減されたことや、今年に入ってウェスタン・ユニオンやマネーグラムといった大手国際送金企業がxRapidの試験を発表したことは前向きだ。リップル社全体で見ると、xCurrentやxViaの利用を検討する企業も多い。RippleNetへ参加する企業が着実に増えているように見える。


CCN
Yahoo Finance
CoinDesk,


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